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2011年4月14日木曜日

花見している人とホームレス




この桜並木は、三左衛門堀という川に沿って植わっている。
三左衛門堀のすぐ裏には、姫路市役所がある。
ランチ時には市の公務員たちも、この川で弁当食っていたりする。


三月に入って、姫路に帰ってきた。
それから神戸とか大阪に行く時には、姫路駅に行く。この桜並木は一番の近道になる。だからおれはこの道を、よく通っている。でも、橋の下にはホームレスの人が住んでる。夜に橋の下通った時ひきそうになった。そういえば野球してた時も、ここ走ってた時橋の下は通らんかったなと思い出した。


小さい頃から姫路って、ホームレスがおるってことは、おかしいことだと思っていた。特に行動を起こした訳ではないけど。
自分がこれはアカンなって初めて思ったことかもしれへん。
自分の身の回りで起こることに、主体性を持ったのもこれが姫路のホームレスがきっかけかもしれへん。


今日、説明会があって姫路駅に行くために、この桜並木を通った。
たくさんの人が花見がてらに散歩をしてた。わーわー言いながらおじいさんやおばあさんが散歩してた。
でもホームレスがいる橋の下に来ると、あぁって言うて来た道を戻っていった。
おれは毎回ホームレスの人がいる橋の下を通っている。この道を避けるのは、この人たちを無視しているように思えて。
おれはちゃんと考えてるねんでって、自分を正当化というか、自分はホームレスの人たちと向かい合っていると思い込みたいからかもしれへん。


おばあさんやおじいさんみたいに、無視して過ごすのが、受け入れる力なんかな?
ホームレス問題に向かい合うべきである、公務員の人たちはホームレスの人のことを無視しているように見えるけど、実はそれが向かい合っているということなのか?もっと言えば、姫路市役所の目の前にあるバス停にホームレスがいるねんけど、それは受け入れてしまってもいいのか?

一体誰が解決するのか。解決せんでもいいのか。問題だと思っている自分が解決すべきなのか。